DeLONG 訪問記

てなわけで2007年6月にここアイオワ州グリネールにあるデロングの本社ビルにやってまいりました。ダウンタウンの目抜き通りにある小奇麗なそしてこじんまりとした建物です。ここでは全米やカナダそして我がスタジャンドットコムからの注文管理とデザイン管理、そして全ての業務管理を行っています

出迎えていただいた写真の方が副社長のビルさん。1867年創業のデロングは、1923年に彼の祖父が買い取り、今に引き継いでいるようです。若い時海軍に所属して横須賀や広島そして香港に行った事があるそうです。しばし日本での思い出話などの話題で話が盛り上がりました。当時の写真が御家族の写真と共にオフィスに沢山飾ってありました。

写真左がいつもお世話になっている窓口のジャネットさんと助手(右)の方です。お孫さんが5人いるそうです。お土産の日本のチョコレートを喜んでくれました。

そして写真左がデザイン部門のクリエーターの方々です。デザイン工程をいろいろと見せていただきました。いつも複雑なデザインを受けていただいてありがとう! ※赤コメントは本文中と関係ありません。

車もやっぱしアメリカ製マッスルカー
実はビルさん、最近大きな心臓手術をしたそうですが、このように元気いっぱいの様子です。

さ~て、本社のお次は彼にお願いして、2つの工場を見学させてもらいました。工場の場所はともに本社近くにあり、彼のごつい愛車でGO!

広いスペースに各工程のラインが列をなして配置されています。想像していたよりも広く大きな工場です。あるラインの下にはレールが組み込まれており、繁忙期における注文ラインの変更をスムーズに行う事ができるようです。おじゃました6月はそれほど忙しい月ではないようです。年代モノの古い機械が動いていると思えば、機械による自動化もかなりはかられており、列をなしてセットしてあるマシーンが勝ってに動いている印象でした。歴史を感じました。

忙しい中、声をかけると皆さん気さくに話してくれました。「何年勤めているんですか?」「一番大変な事はなんですか?」 ほとんどの方は地元にお住まいで勤務期間も長いです。仕事では複雑な工程の注文の時とか、繁忙期の時がやはり大変なようです。
 少しお話をして「写真撮っていい?」とお願いすると、皆さんすぐに「OK!」ととにビックスマイルを向けてくれます。こーいうのって良いね。素晴らしいっす。
ありがとう!

広い工場をいろいろと見学して回ると何と、自分の注文したスタジャンがまさに目に前で作られているではあーりませんか!思わずパチリ!
BRONXの背中のデザインを作成中

よっしゃ、んじゃ俺んちにも連れってやっからおいで、てなわけで今度はビルさんの自宅を拝見。本社からほど近いカレッジの近くに、数年前に引っ越してまだ新しい素敵な自宅に招待してくれました。家には年取った猫がお出迎え。ニャー。リビングルームは3つ位ありました。アメリカの家はどこも大きくて広い、羨ましい限りです。彼は車とバイクが大好き。これまで所有した歴代の車を今も大切に保管しています。コルベットC3のエンジン音は快調でした。

ランチも近くの洒落たレストランで御馳走になりました。いやー今回いろいろとお世話になりました。すげー楽しかったですよ。ありがとうビルさん、そしてデロングの皆さん。

▼デロング社のあるアイオワ州グリネールとはこんな所です。

▼デロング社の近くのロッククリーク社にも訪問しました。